保育士として

ブラック保育園にいた話 11

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。

前回までのお話はこちら          10

これから保育の道に進むあなたへ
夢壊れたし、怖いから「保育士なるのやーめた!」なんてどうか思わないでね。
そんな園ばかりではないし、もしももしも万が一そんな園に出会った時は逃げたらいいんだから。(戦ってもいいしね)

保育をしてはいけない保育園②

保育園でのTV

TVを全否定するわけではないんです。
ねらいを立てた上での活動で、必要なことならいいと思うのです。

でも明らかに違いました。
保育士が自分たちの仕事、見せかけばかり気にした作り物をするための・・・、大人の都合によるTV鑑賞です。
ほぼ毎日、主活動の時間にも、です。

それを証拠に、保護者には昼間からTVを観せていることは内緒。
園長先生にすら内緒でした。
ねらいがあってのことなら堂々とできますもんね?

他の園から来たからでしょうか?
私はどうしても納得できませんでした。

Blackとの戦い

私も若かったので(笑)

と息巻いたり、

副園長を味方につけたり、
(なるべく多く保育室を巡回してもらうなど、相談して協力を仰いだ。)

クラスの保護者にいた保育士ママの発言を盾にしたりしました。
(保護者のひとことは大事にする園でした。)

子どもたちのための保育を目指して、私なりに一生懸命戦ったのです。

Black12 従わない者は仲間外れ

戦った結果・・・
私を待っていたのは、仲間外れの日々でした。

時間外の集まりに呼んでもらえなかったり、カバーにいけないと言われたり、私の前では話さない方がいい(副園長になんでも報告される)と言われたり。

私が仲間外れなのはまだいいのですが(嫌だったけど!辛かったけど!)、

私だけ連絡が来ていなかったり、

本当に困っているときにも、カバーに来てくれなかったり・・・
業務に差し支えることも多々あって困りました。

そして・・・
遂には、私ではなく一緒に組んでいた先生が「私をしっかり指導できていない!」と責められているのを聞いてしまいました。

この園では、若手の正規保育士を、元正規である臨時保育士(つまり経験が上)が一緒に組むことでサポートしながら育てる仕組みになっていました。
なので主担任は私ですが、一緒に組む臨時職員の先生方の存在はとても大きかったのです。

みんなに煙たがられている私を、一緒に組んでるからとは言え、あたたかく支えてくれている先生たち。
その先生たちにも嫌な思いをさせていたんです・・・。

ショックと悔しさと、疑問・・・。

12へつづく>

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