以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。
*はじめに*
私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。
もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。
耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。
戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!
結婚問題編③
釈然としないと思いますが
結婚問題編はこれでおしまいです。
目上の先輩方の忠告に従うという道を選びました。
これは社会人になりたての頃の私(幼稚園時代)
そしてこのブラックな保育園に就職したばかりの私とは
まるで別人のような選択だったなと思います。
無視されたり、
陰口を言われたり、
そんなことに屈していないつもりでも
「もうあんな経験は嫌だ」と思っていたんですね。
「長いものに巻かれる」という生き方を覚えたんです。
そんなわけで、この園の、
「妊娠したら絶対に退職する」
という慣習を私の手では変えることができませんでした。
ですが私の後輩が、
私が辞めた後に授かり婚をすることになり、
初めての「産休取得者」となってくれました。
その時は(園が?)大変だったそうですが、
結果として良い先駆けとなったようです☆
ということで
次回からは最後のエピソードに移ります。
その最後のエピソードは
もう描くのをやめようかと何度も悩んだのですが
でも誰かの役に立つことを祈って描きます。
ネガティブな話で楽しくないと思いますが
もうしばらく応援して下さい。
<54へつづく>