保育士として

ブラック保育園にいた話 7

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
ブラック保育園の撲滅を願って!

前回までのお話はこちら      

これから保育の道に進むあなたへ
夢壊れたし、怖いから「保育士なるのやーめた!」なんてどうか思わないでね。
そんな園ばかりではないし、もしももしも万が一そんな園に出会った時は逃げたらいいんだから。(戦ってもいいしね)

Black8 園ではできない書類仕事

この保育園で働き始めたばかりの頃、

こんな感じで余裕がなく、やっと見つけた時間で

日誌を書こうとしたことがあったのです。
ところが日誌を書き始めると何だか周りがざわついてるような気配・・・。

そこにやってきた先輩保育士さん(一緒に組んでいた)がそれとなく私を連れ出して教えてくれました。


この先輩保育士さんはとても気さくな方で、怒ったというより周りの先生に冷たい目で見られたり噂されるのを気遣って、教えてくれたのだと思うのですが・・・
まだ環境に慣れていませんでしたし、妙にショックを受けたのを覚えています。

ショックを受けるのと同時に疑問がわきました。
書類を自分の仕事と見なし、後回しにするのなら一体いつ書類をするんだろう・・・と。
(前職の幼稚園では当然、勤務時間内に書類ができました。)

そうですよね。
作り物を園ではやり終えることが出来ないから、みんな持ち帰ってやっているのです。
それよりも書類は後回しとなると、それも園でできるはずがありません。

先輩先生方もみんな、持ち帰って書くしかないのでした。

Black9 家でもできない書類仕事

そんな事情から書類は日誌から週案、個人記録諸々に至るまで全て家でしなければならないのですが・・・。
あくまでも「書類仕事は自分の仕事」ということで後回しにせねばならず、たくさんの作り物を終えて書類に手をつける頃には・・・

(こうして書類が日々溜まっていく・・・。)

気持ちを切り替えて書こう!書かねば!書くんだ!と思っても、書けないのです。
どう書いていいかわからないのです。

なぜなら・・・

子どもと関わっていないから。
保育室にすら入っていない日もあるんです。
どう日誌(その日の保育活動や子どもの様子の記録)を書けと言うのか。

先輩に書けないことを正直に伝えることにして、その日は寝たのでした。

へつづく>

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