以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
ブラック保育園の撲滅を願って!
夢壊れたし、怖いから「保育士なるのやーめた!」なんてどうか思わないでね。
そんな園ばかりではないし、もしももしも万が一そんな園に出会った時は逃げたらいいんだから。(戦ってもいいしね)
持ち帰り仕事の事情
さてこれまで度々出てきた「持ち帰り仕事」の事情をお話しようと思います。
持ち帰りの仕事はいくつか種類があります。
①自分のクラスの作り物
まずは自分の所属するクラスの作り物。
行事の作り物やクラスの壁面環境、月の制作の準備などがあります。
②ペアクラスの作り物
ペアクラスとは、
職員の人数が少なく(子どもは多い)幼児クラスの仕事を、職員の多い乳児クラスがペアとなって補佐するシステムです。
0歳児クラスが3歳児クラスと、1歳児クラスが4歳児クラスとペア・・・という感じです。
※このペアクラスのシステムを取り入れている保育園は結構あり、それ自体は決してブラックではありません。
ただ、乳児クラスは職員が多いと言っても
実際は・・・
持ち帰りの仕事や書類をするのは、正規職員に限られています。
正規職員の人数が少ないクラスの場合は、その分負荷が大きいのです。
ですがそんなことは考慮されず、
容赦ない量の仕事を渡されます。
③園の作り物
常にあるわけではないのですが、時期によっては園の作り物もあります。
例えば行事に参加してくれる未就園児さんへのおみやげや、老人ホーム慰問の際に持参するプレゼントなどです。
どれもとても精巧なものを手作りしていました。
Black7 作り物の量と求められるクオリティが半端ない
とにかく作り物の量や求められるクオリティが半端なかったです。
出来栄えが悪いと、問答無用で作り直しとなるので手は抜けません。
保育士の(特に若手保育士の)負担がとにかく大きい部分でした!!!
秘密の持ち帰り仕事
こうして毎日たくさんの仕事を持ち帰るのですが・・・
作り物の他にも、大変な持ち帰り仕事がありました。
それが・・・
本来、園外に持ち出してはいけない書類の数々。
これを持ち帰るのには事情がありました・・・。
<7へつづく>