以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。
*はじめに*
私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。
もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。
耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。
戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!
理事長先生のこと ⑥
理事長夫妻の疑惑②
そう言われれば、
園舎の鍵を開けるのは・・・
早出保育士なのに…
理事長夫妻は既に、園内の管理室にいるんです。
そして、理事長夫妻はまだ園内にいるのに、
遅出保育士が鍵を閉めます。(門扉の鍵も)
そんな中で私が、とっても嫌だったこと…。
それは、
理事長夫妻が園庭に自分たちの車を停めることでした。
(なので実際は2台)
子ども達が遊んでいるのに、車の出入りをされるのです。
その度に、子ども達は遊びを中断し端に寄らねばなりませんでした。
それだけならいいのですが、予期せぬ動きをすることもある子どもですから転がったボールを取ろうとした、横のお友達と押し合いになった、などのきっかけから轢かれそうになった子どももいました。
田舎ですから職員の多くが車で通勤します。
園近くに専用駐車場を借りていたので、保育士はそれぞれ自分で駐車場代をその土地のオーナーさんに払っていました。
だったら理事長夫妻だって、そうすべきだったはずですよね。
ご高齢ですし、住んでいる場所のすぐそばに車を停めたい気持ちはわかりますが、誰のための園庭なんだろうと思います。
私はいつも憤りを感じ(この件だけにではないけど)
こんな園の実態が明るみになったらいいのに!
保護者の誰かが役所にクレームを出したらいいのに!
と思っていました。
<46へつづく>