保育士として

ブラック保育園にいた話44 理事長編⑤

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。

前回のお話はこちら  43
最初から読む場合はこちら   

*はじめに*

私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。

もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。

耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。

戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!

理事長先生のこと ⑤

理事長夫妻の疑惑

理事長夫妻の自宅は園の近くにありました。

(地元の方言は語尾に「…ちゃ」がつきます笑)

でも、職員内の噂によると・・・


園にこっそり住むことのメリットが私にはあまりよくわからなかったので、当初この噂をあまり気に留めていませんでした。

ですが、怪しい出来事がありまして・・・

休みをもらいたくて夜分にご自宅に電話した時のことです。

何度かけても留守。
そんな時間に出掛ける夫婦でもないので(理事長は高齢ですし)
おかしいなと思ったのです。
当時はもう携帯電話は普及してましたが、理事長も園長もまだ持っていませんでした。

そしてふと噂が頭によぎり・・・
園にもかけてみようかと。

すると!!!

あっさり出たんですよ…。
この時だけではなく、夜間や日曜祝日の電話はいつも園にかけねばなりませんでした。
日曜祝日も!

他にも怪しいことはありまして…

45へつづく>

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