保育士として

ブラック保育園にいた話 39 とうまくん編⑦

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。

前回のお話はこちら  38
最初から読む場合はこちら   

*はじめに*

私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。

もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。

耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。

戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!

早出勤務での話

子どもの気持ち


って言いたくても、相手は主任です。

言えませんでした…。

精一杯とうまくんの状況や心情を伝えたくても、
そこはサラリと流されてしまい会話が終わりました。

子どもの気持ちを

大事にしたい・・・

絶対に間違っていないはずのことが

言えない…。

自己嫌悪が募りました…。

結局とうまくんのお母さんには副園長と主任からお話をしました。
保護者側に、特別で緊急な事情があったわけではなく、
ただ早く連れて来た、ということでした。
以降、時間外に連れて来たり、置き去りにしていくようなこともありませんでした。

40へつづく>

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