保育士として

ブラック保育園にいた話 14

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。

前回のお話はこちら  13
最初から読む場合はこちら  

私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。

もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。

耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。

戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!

エプロン事情

幼稚園のエプロン事情

私がいた幼稚園では・・・

園貸し出しのユニフォーム(エプロンとハーフパンツ)がありました。
行事によってエプロンの下に着る服を指定されるのですが、
その全てが白アイテムで、購入したのは運動会のTシャツのみ。
例年同じ仕組みなので、白アイテムさえ確保しておけば新たに購入するものは運動会のTシャツだけで済む仕組みでした。

4月以外の通常保育のエプロンは、自由でした。

園で業者さんから購入しても良し、自分で好きなお店で購入しても良し、です。

Black14 ブラック保育園のエプロン事情

ブラック保育園では指定のユニフォームなどありませんでした。

色だけ気をつければ、自分で自由に購入してもいいのです。
・・・が、

園長先生のお考えにより、業者さんからエプロンを購入するのはほぼ強制だった上、

一つ一つの行事ごとに、お揃いのエプロンを選ぶ流れがあり・・・

「行事用のお揃い」となれば、購入しないわけにもいかず・・・

ボーナスの明細を見て飛び上がるような思いをしていました・・・。
辛かったです・・・(お財布がw)

しかも毎年新たに、お揃いエプロンを決めるんですよね。
そういう決まりの園だったというより、毎回業者さんから購入することが決まりなので「どうせならお揃いで買おうか〜」という発案がエスカレートしていったのだと思います。

お泊まり保育に行く先生は、特に大変です。(私は毎年欠かさず行きましたが!)
出発時のお揃い、夕食時のお揃い、翌朝、遊びの時・・・とお揃いで購入しなければならなかったのです。これは毎回エプロンではなくTシャツで若手保育士が買い出しに行きます。行きました・・・。

幼稚園の時みたいに「白で!」とざっくりにするのはどうかと提案したこともありましたが、あっさり却下されたのでした。

・・・ととにかくエプロン代が毎年かさむ園でしたが、お金のブラックは他にもありました。

15へつづく>

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