今回は新人時代の話を。
これまで同僚や友人にも話したことのない黒歴史ですが晒そうと思います。笑
新人保育士さん!
こんな失敗してもちゃんと成長するから安心するんだぞ!!
初めての公開保育、大失敗! 6
園のうさぎ
園にはうさぎがいました。
戸外遊び(自由遊び)の間、
子どもたちはいつでも自由にうさぎと触れ合えます。
うさぎ小屋は園舎の裏にあり、子どもたちと一緒に小屋に入ってしまうと園庭の様子が見渡せなくなるので、
他のクラスの先生が小屋にいる時は行くのを(暗黙の了解で)控え合うようにしていました。
そういった職員配置的な事情から私は行く機会が少なかった小屋ですが、たまたま小屋に職員がいない時に自分のクラスの子どもが、
うさぎ小屋に行くと言うので一緒に行くことにしました。
うさぎと子どもたち
この園ではうさぎとの触れ合いは子どもの自由にできましたし、いつでも家庭から持ってきた野菜(くず野菜をお願いしていても普通に野菜を持参する子が多かった、)を自由に与えて良いことになっていました。
(余談ですが、野菜を持参してくれたご家庭にはお礼カードをお渡ししていました。いつでも渡せるように大量に印刷して各クラスに置いてありました。そのカードに担任がひとこと添えてお渡しします。)
子どもたちが餌やりをする姿は可愛いだろうな〜!
そんな軽い気持ちで一緒にうさぎ小屋に行き、目にしたのです・・・。
子どもたちが激しくうさぎを扱う姿を!!
上から体重を掛けて抑え込み、その状態で口に無理やり人参スティックを突っ込もうとしたり、耳を握って引っ張ったり、尻尾を掴んだり。
まだ4歳の子どもたち。
決してうさぎをいじめようなんて気はなく、可愛くてたまらないけど触れ合い方を知らないせいで乱暴になっているという感じでした。
私は慌てて子どもたちにうさぎとの触れ合い方を伝えましたが・・・
その時いたのはクラスの子どもの一部。
他の子どもたちもそうかもしれないと気になっていたのです。
保育案へ
公開保育で取り上げたい子どもたちの姿・・・
と考えたら頭から離れなかったこと、それが子どもたちとうさぎのことだったのです。
こうして私は身近な先輩がくれたアドバイス「無難な活動をする」から大きく逸れた活動を計画したのでした・・・。
<7へつづく>