ブラック保育園シリーズが長くなりそう(?)なので並行して別のシリーズも書いています。
私は子どもの頃の記憶がたくさんある方です。
もちろん印象に残っているものだけですが、1歳半からの記憶があります。
子どもの頃は自分の思いを口にするのがとても苦手で、心の中の思いを外に出さなかった(出せなかった?)せいか、今でもその「思い」がしっかり残っています。
保育園での思い出も、たくさーーん残っています。
保育園に通っている一人の子どもが、何を思い、何を感じたのか・・・。
ちょっと覗いて頂けたら嬉しいです。
当然、すごーーーーく昔の話です。
今の保育ではありえない描写もあるかもしれません。
そこは時代が許していたものとして見て下さいね。
前回のお話はこちら
給食の思い出
しほちゃんがR乳児保育園で一番気になっていたもの・・・
ごはんやおやつが出てくるコレ。
給食用リフト。
中に人がいると思っていました。
給食時のスタイルは・・・
お友達もみんなズボンを脱がされてパンツ姿で食べていました。
昔はそんなことが許されていたんですね〜。
(今ではNGです・・・)
エプロンも当時は既製品はなかったのかもしれません。
園が作り方を指定していたのかみんな同じものを使っていましたよ。
私は前のブログでも度々書いていますが、食に苦手が多い子どもでした。
給食は特に苦手。
お友達がもうお昼寝に入っている中、ぽつんと席に残されて給食と向き合うのが毎日のお決まりでした。
食べる気がないので、延々と座っているわけですが・・・
最後にはいつもれいこ先生がやってきて、食事の援助をされるのでした。
れいこ先生は「ズズズ〜っと飲んでごらん!」とよく言うのですが・・・
私は「音立てて飲むのは恥ずかしいこと!」という母の教えを思い出し、「へんなの!!れいこ先生へんなこと言う!!」と思っていました。
大人になって、れいこ先生が「音を立てて飲みなさい!」と言っているわけではなかったことを悟ったのですが・・・、当時は伝わっていなかったです。笑
でもれいこ先生が好きだったので、わざとこの時だけ音を立ててみたりもしていました。笑
給食は大抵完食はできずに終わりました。
「お汁だけ飲んで終わりにしよう!」
と最後には言ってくれるんです。
そんなしほちゃんが給食中、唯一褒めてもらえることがありました。
お箸の使い方です。
給食で一番嬉しかった思い出ですが・・・
あの時の自分の気持ちを文字にしようと思ったら「うれしい」という単語では言い表せない気がします。
「ほこらしい」というか、自尊心がフワッと起き上がるような・・・
今で言う「ドヤ!!!!」ですね。笑
先生の「上手ね」「すごいね」「えらいね」なんていう褒め言葉が、2歳児の子どもにとってどれほど大きいものだったか。
あなたにもありますか?
在園中の給食の思い出。
<3へつづく>