保育士として

ブラック保育園にいた話51 結婚問題編②

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。

前回のお話はこちら  50
最初から読む場合はこちら   

*はじめに*

私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。

もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。

耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。

戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!

結婚問題編②


前回園長先生に結婚報告をしてから結婚するまで
実際は結構月日を重ねています。
その時のことも書こうかなーと思ったのですが
どうしても内容が重いので(それでなくても重いのにw)
こちらに少し書いておきます。

「結婚しても仕事を続ける」
そんな選択をしたのはその園では私が初めてでした。
みなさん結婚と同時に辞めているんです。
(育児がひと段落して復帰した先生は多いです。)

「後輩たちにとって良い前例にならなければ」
そんな思いから
「結婚することで迷惑をかけない」
ということを(自分なりの)スローガンにしていました。

式の日取りも自分たちの希望より園行事の少ない8月に。
園の先生方は全員、式にご招待。(もちろん参加できなかった先生もいます)
式の打ち合わせなどで仕事を休まない。
など、当時の私なりに精一杯気を遣ったつもりです。

ですが、思いもよらず式直前で妊娠が発覚しました。
(授かり婚ではありません。)
そして残念なことに、
発覚と同時に赤ちゃんが
天国へ戻ってしまったことがわかりました。

ショックでした。
もっと早く気が付いていれば良かったのかな。
園でエレクトーンを運んだのがいけなかったのかな。
バドミントン大会の練習を無理したからかな。

迷惑かけないようにしてきたのに
式直前で1週間休むことになってしまいました。
事情は副園長、主任、ペアの先生にだけ伝えることになり、
結婚後に頂く予定だった休みを返上しました。

本当は癒えていない心とは裏腹に
「この子がいなくなったことを無駄にしない」
「だから仕事は精一杯頑張ろう」
そう考えて頑張りました。

そんな出来事からの…今回のお話です。
赤ちゃんをつくるなと言われたわけではないけれど
一連の事情を知っている主任がそれを言うのか…
とそんな思いもこの後引きずってしまうのです。

52へつづく>

 

長く更新できなかったのもあって
まだ「ブラック園の話してるのか…」感は否めませんよね。笑
すみません。
ここからは駆け足で行きたいと思います!!!
どうかお許しを。。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です