以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。
*はじめに*
私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。
もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。
耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。
戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!
理事長先生のこと ①
理事長先生という人
理事長は、その保育園を創った方です。
時折、園内を見廻りますが、
子どもと関わることはありませんでした。
職員のことも把握しているのか謎。
少なくとも私は、名前で呼ばれたことがありませんでした。
いつも難しい顔をしているか、怒鳴っているか・・・
そんな理事長ですが・・・
穏やかな笑顔を向ける相手がいます。
それは・・・
犬のポチです。
おじいちゃんがニコニコと犬の散歩をしている・・・
と考えたらとても微笑ましいのですが、
いやいやいや、園内に犬!!?
就職してすぐは、そんな光景に困惑したのでした。
<41へつづく>