以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。
私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。
もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。
耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。
戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!
忘年会の話
「お歳暮のお礼も兼ねて〜」と開かれる忘年会がありまして・・・
それもブラック保育園では何かと大変でした。
Black23 大変な幹事
幹事は園長先生の指名で決められる園でした。
人数は二人。
大抵正規保育士と臨時保育士(場合によっては調理や事務の先生)のペアなのですが・・・
幹事の仕事はほぼ正規保育士が行います。
なので実質一人・・・。
忘年会は生活発表会当日の夜に行われることが多く・・・
幹事は発表会準備と並行して、忘年会の準備をしなければなりません。
幹事の仕事で最も大変なのが「席札作り」でした。
かなり凝ったものを手作りします。
材料費は当然、自腹です!
忘年会の席はくじで決めるので、席札はそのためのものでした。
余談ですが、理事長先生と園長先生はくじを引かず決まった席に座ります。
みんな、同じテーブルになるのが嫌で祈る気持ちでくじを引くのでした。笑
幼稚園での忘年会
忘年会と言えば、前職の幼稚園では・・・
こうしてお酌をしてまわる習慣がありました。
強制でも何でもなく、上も下も関係なく、全員が全員にお酌をしてまわる感じで、
誰もおとなしく座っていない状況でした。
(もちろん座っている時間もありますし、みんなでゲームをする時間もありました。)
ずっと動かずにいるのは園長先生くらいでした。
Black24 教えてもらえない、お酌のルール①
前職の幼稚園の忘年会を思い出し、
「この園でもした方がいいのかな?」
と気になった私。
自分を指導してくれている先輩保育士にこっそり確認しました。
先輩がそんなにも酔っているとは気付かず(口調はしっかりしていたんですよ・・・)
アドバイスを真に受け・・・
お酌をした私を待っていたもの・・・
それは・・・
<23へつづく>