たまには思い出話でも・・・
ということで私が保育科の短期大学に通っていた頃の話です。
な〜〜んの教訓もないお話ですので、暇つぶしに見てね☆
半年で退学届!?
担任教授を求めて
退学の許可証を頂くために担任教授の研究室へ。
保育系の教授の研究室って建物の最上階にあったんです。
古い建物でエレベーターもなかったので階段なんです。用がなければ行きたくない。笑
でも頑張って上ったら・・・
先生不在!!
それも「ご用の方は保育科資料室へ」のメッセージが貼ってありました。
保育科資料室・・・
とは保育系の資料が置いてある部屋であり、助手の先生方の常駐している部屋でもありました。
助手の先生方は教授の先生方のお手伝いをしたり、私たち学生のお世話をしてくれる先生方で、私たちは「資料室の先生」って呼んでいました。
みなさんとても優しいんですけど、できれば今は会いたくない。
でも許可証がなければ辞められない(と思っている)ので、渋々行くことに。
資料室へ行くと担任教授と資料室の先生方が和やかにお茶を飲んでいました。
さっそく事情を話して許可証を求めました。
すると担任教授より資料室の先生方の方が先に口を開きました。
ちゃんと考えたのか、よく考えなさい、辞めない方がいいに決まっている・・・
そのようなことを言って下さっていたと思いますが当時の私は、
華麗にスルー。(先生方あの時はごめんなさい。)
担任教授の助言
でも担任教授はそんな様子を見て、終始にこにこしているんです。
そして資料室の先生方の言葉が尽きると、やっと口を開きました。
あらあらどうしたのかしらね〜
あなたはとても頑張ってたわ
退学の許可なんてまだしたくないなあ
あなたとっても素敵よ
辞めたくなってもいいのよ
みんな辞めたくなることってあるのよ
あなたは今なのね
いいのよ
辞めたいのよね、今は
おうちの方に話してごらん?
私が話してもいいんだけど、それはきっと嫌よね?
聞く耳は持たない、そう決めていたはずなのに先生の言葉はスーッと私の心に入ってきて
気が付いたら泣いていました・・・。
まだ辞める意思は揺るぎませんでしたが、先生の助言を受け入れ
親にも相談することにしたのでした。
そう、私は親にも言わず一人で勝手に退学をしてしまう気だったのです。(親に学費出してもらっているのにね。)
辞めたくなってもいいのよ
その言葉がなかったら、私は親にもきちんと相談しようとは思えなかった気がします。
<4へつづく>