保育士として

ブラック保育園にいた話 25

以前書こうとして断念してしまった「ブラック保育園にいたときの話」を書いています。
20年前の認可保育園での出来事です。

前回のお話はこちら  24
最初から読む場合はこちら   

私の体験を話すことで、多くの人にブラックな保育園があることを知って欲しいと思っています。

もちろん、保育学生さんにも同様に知って欲しいと考えています。
それは不安を煽っているのではありません。
もしも万が一、「ブラックな園に就職してしまった場合は辞めてもいい」ということを知っていて欲しいのです。

耐えて耐えて、心身を疲弊し、保育の道を断つことにならないで欲しいんです。
クリーンで素晴らしい保育園はたくさんあります!
あなたを大事にしてくれる保育園はたくさんあります!
「間違えたんだな!」と思って辞めていいんです。
それは逃げではありません。

戦って、我慢して、耐えて、心身を病んで・・・
その挙げ句、潜在保育士になった私のようにならないで欲しいんです!!

続・延長保育での話

Black27 子どもを喜ばせてはいけない延長保育

延長保育は18時頃、空いている保育室でおやつを食べるところから始まります。

この時間はとても和やかです。

この園では延長保育の担当は日替わりで一人なので、子どもたちをみながら片付けも全てしなければなりません。(延長児の人数的に可能ではありました。)
ですが、おやつの片付けをしている間も子どもたちは楽しく過ごしています。

このタイミングでお迎えに来るご家庭が多かったのですが、

このタイミングのお迎えは正直ホッとしていました。

なぜならこの後、事務室へ移動せねばならず・・・

延長児が多く残っているのは保育士のせい!とばかりに責められます。
(翌日延長児の主担任も嫌味を言われることがあります。)
そんなことはまだいいのですが・・・

保育士がそんな風に怒鳴られているのを見て、それまで元気に遊んでいた子どもたちも途端におとなしくなるのです。
(子どもが直接怒鳴られることもありました。)

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです・・・。

それでなくてもお友達が減り、外は暗くなり、寂しくなりがちな夕方の時間です。
「少しでも楽しく過ごして欲しい。」
保育士なら誰しもそう考えると思います。

この時間にその場所で玩具を出すことは禁止されているので、
散らからない、すぐ片付けられる、子どもたちが喜ぶ、そんなものを毎回何かしら考えて持参していた私。

おりがみやシール、とび出す絵本、100色色鉛筆・・・。
色々持参していましたが、忘れもしない・・・
その日はキラキラおりがみを持参していました。

まだまだ100円ショップにおりがみのラインナップが少なかった時代です。
少し変わったおりがみは子どもたちを一瞬で笑顔にしてくれました。

ところが・・・

理事長先生の逆鱗に触れてしまうことになったのです・・・。

子どもたちを楽しませるな。喜ばせるな。
親に安心をさせるな。
預けたいと思わせるな。

理事長先生って、この園を創設した人なんですよ・・・。
怒鳴られながら私は怒りや哀しみ以上に疑問がわいたのでした。

この人はなんで保育園を作ったんだろう。

26へつづく>

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