お盆期間中も保育園は開いています！
開いていますが・・・
登園してくる子どもはとっても少ないですよね。
今回はお盆期間中の保育のお仕事を書いてみました。
お盆期間中の保育園の仕事
私のいた園は、
保育士は、「子どもをみる組」「そうじ組」と二手にわかれて日頃できないワックス掛けなどの大そうじをするようにしていました。
子どもをみる組の仕事
登園している子どもたちはとても少ないので、縦割で１〜２クラスにまとめていました。
その時の人数にもよるのですが大抵は幼児さんで１クラス、乳児さんで１クラスといった具合です。
いつもと違う少人数縦割クラスでの保育は新鮮で楽しく、
通常保育とは違うので色々と制限はあるものの、その中でも工夫しておもしろい活動を考えるようにしていました。
制限がある中でいかに楽しいことができるか、腕の見せどころ！！
そうじ組の仕事
そうじ組の仕事は正直とても大変でした。
女性の多い職場です。力仕事だって自分たちで！（ですよね？）
そうじなので窓を開けて（エアコン切って）空気を入れ替えながら・・・暑いったらないですよ。（水分補給しながらね）
そんなでとても大変ではあるんですけど、
これだけ汗かけば痩せたに違いない！
何キロ痩せたのかを励みにしたり・・・
（まあ大抵痩せてないんですけどもw）
クラス的、勤務的に、普段関わりの少ない先生（っていませんか？）と一緒にそうじをして、
その先生の意外な一面を知れて楽しかったり・・・
（子どもがいるわけではないので結構話ができるんですよね）
そして何より、
達成感が気持ちいいので、そうじ組の仕事も好きでした。
子どもたちのためですしね♪
ブラック保育園のお盆期間
ちなみにブラック保育園にいた頃はこの期間の仕事がまた少し違いました。
保育が必要な子どもがいる限り保育園は開かれているわけですが、１ヶ月前にもなると保護者へお盆期間の出席希望の確認をし・・・（これはまあ普通ですが）
出席予定のご家庭には、個々に家庭保育のご協力を仰ぎ・・・
それでも出席予定のご家庭には、さらに家庭保育ができないか確認、お願いをし・・・
仕事のある保護者にも無理を言って休んでもらっていました。
そんなこんなで出席してくる子どもは毎年ほんの数人。
（大規模保育園です！！！）
職員は大幅に休暇となり、出勤するのは一日に2人ほど。
家庭保育の依頼がゴリ押しなので、その点がブラックらしい感じなのですが・・・
利点もありまして。
この期間の保育は自由にできるんです。
普段は「あれだめこれだめ」と子どものためではない制約の多い園でしたが、この期間はそれがなかったんです！！！！
ここぞとばかりに「金魚すくいごっこ」「氷で感触遊び」などしていました。
それが本当に楽しくて。
子どもたちもとっても喜んでくれて。
保護者にそれを伝えたら、また喜んでもらえて。
本来あたりまえの保育の姿なんですけど、普段がそうではなかったのでこの期間の出勤は苦痛ではなかったです。
何の参考にもなりませんが、そんな園もあるんだな〜と知っていて下さいね。
みんなでなくそうブラック園！（スローガンできた笑）
追記：
夏期の出席希望を保護者にお尋ねすることは給食の兼ね合いや職員の出勤人数調整のために行うことで、どの園でもしていると思います。
また、猛暑ということもありますし（今年はコロナもありますし）子どもの心身の健康のためにできる限り家庭保育をして欲しいという依頼をすることもあると思います。そもそも保育園は保育が必要なご家庭のための施設なので、保護者が休みのときに家庭保育をお願いすることは普通です。これらの点がブラックなのではありません。
私がいたブラック園は、仕事が休みではない保護者にも半ば強引に家庭保育の協力を仰ぐ園でした。その為、無理にお仕事を休む保護者がいたり、遠くの祖父母に頼らざるを得ない家庭があったりしたのです。
また保育をしたら白い目で見られるような異常なところがあり、子どもたちはTVに任せて自分たちは作り物などの作業に明け暮れなければならないような状況が常でした。
「保育ができない」
子どもが好きで保育の道を志した者としては大変な苦痛でした。
そんな中、お盆中の保育に関しては「自由に保育をすることができる」「子どものための保育を行える」とても幸せな時間であったことを思い出して記事に書きました。
旧ブログで書いてきたブラック園に関する記事を読んでいない方や新人保育士さんにはわかりにくいようだったので追記しました。
繰り返しますが、出席希望の確認をしたり子どもの為に家庭保育の協力を仰ぐことは普通のことです。
在職している園がブラックなのかな？と不安になった方は↓の動画を観て確認してみて下さいね。
あなたの保育園は？
あなたの保育園はお盆期間中のお仕事、どんな感じですか？
大そうじするよ！という園は多いんじゃないでしょうか？
良かったら教えて下さいね。
