保育士ノートの作り方
保育士ノートの作り方
保育士ノートって何?
保育士ノートとは、うめ先生が現役時代に作っていた保育の引き出しを記録したノートのことです。
子どもや保育自体の記録ではなく、遊びや歌、また保育準備や園の仕事などを記録していました。
(なので予定を書き込むスケジュール帳は別で持っていましたよ)
どのように活用してたの?
同じ年齢を担任することになった時の参考にしたり、同じ子どもたちを持ち上がりで担任した時に制作などで重複がないかの確認をしたりしていました。
保育士ノートのルール
個人で作っていたものなので、特別な決まりがあるわけではありませんが…
私は、
・1年度にノート1冊
・毎年ノートサイズは揃える
・ノート表紙と背表紙にラベリングをする
・毎月見開き2〜6ページで記録する(基本は2ページ、大きな行事があったり特に残したい活動があるときはページを増やしていました)
という決まりにしていました。
保管するときのことを考えて、大まかなルールを決めておくといいですね。
ちなみに私はいつもB5。
再現ノートを作っていて思ったのですが、方眼ノートは使いやすいですよ。
保育士ノートの中身
※ノートは再現して作ったもので、実際の私の保育士ノートではありません。
実際はリストいっぱい書いていました。
ノートの中身はこのようにラインで区分を作っていました。
細かく内容をお伝えすると…
マンスリーで業務記録
①保育以外の業務を、クラスの仕事・カバークラス(複数担任のクラスは一人担任の手伝いをすることがあります)・園の仕事で色分けし記録していました。
※予定ではなく、記録です。
②それらの業務を行う上での反省点や注意点なども残しています。
制作の記録
毎月の制作のほか、行事で作ったものなどの記録をします。
どのような画材で、どんな技法で、保育士が何を準備し、子どもはどんな活動をしたのか書いています。
活動時の子どもの反応などは、園の保育日誌や個人記録に残しているのでここには記入していません。
歌・手遊び歌の記録
その月の歌や手遊びを書きます。
自分が子どもたちと歌ったものだけでなく、他の先生が歌ったものも書いておきます。
絵本の記録
その月に子どもたちに読んだ絵本を書きます。
但し、保育園は特に保育時間が長いため1日に読む絵本全てを記録すると膨大な数になります。
なので、1日に読んだ絵本の中でも「この絵本は記録しておきたい!」と思う数冊だけ書いていました。
番外編
画像のノートには書いていませんが、集団遊びやふれあい遊び、ゲーム遊びなども記録したいものは書き込んでいました。
また「運動会」や「発表会」「保育参観」などの行事の時は、ページを増やして、活動・子どもたちの衣装・大道具として作ったものなども、制作の欄と同じようにイラストを添えて記録していました。
ノートを作る上での注意点
このノートは自分の保育の引き出しを増やしていくための記録ノートです。
ノートを「美しく書きたい」「可愛くデコりたい」と思うがばかりに、書くことが先延ばしにならないように気をつけます。
もちろんノートを書くことが好きで、美しく可愛くすることが癒しになったり、先伸ばしてしまったりする恐れがないのであれば、それもOKです☆
現在は画像を簡単にシールにすることもできますし、手帳ブームで便利で可愛いものが溢れているので、それらを取り入れてもいいと思います。
保育士ノートを動画で確認!
保育士ノートの作り方を動画で見たい方はこちら
最後に
保育の情報はたくさん溢れていますが、自分の経験こそ財産!です。
ぜひ「保育士ノート」作ってみてくださいね。